「隠れてる（つもり）」と、自宅の庭をお散歩させている際に撮影した愛猫の「かくれんぼ」姿をツイッターに投稿した、もも と みらいさん（@myumyulovemyu）。
ハンターのような真剣な表情に反して、かくれているつもりの猫ちゃんの身体はなんと、丸見え！普段は家の中だけで暮らしている箱入り猫ちゃんらしい、お間抜けなかくれんぼ姿に、爆笑のリプライが集まりました。
「ﾌﾌﾌ、音もなく接近した。完璧...」
「ばればれですけど（笑）」
「出待ちかな♫」
「バレてない、バレてないって感じがかわいい！」
「見えないふりしてあげなきゃw」
「どこにかくれてるのかまったくわからない｜Д゜)わからないぞ！」
「平べったくなってて可愛いです」
「大きいタヌキかと思ったw」
「もしかして、アリエッティ見てるんですかね」
リプ欄には「猫って鼻が隠れていれば全身隠れていることになるそうです」という豆知識も寄せられていましたが、そんな本人以外バレバレのかくれんぼをお庭で繰り広げていたのは、もも と みらいさんの愛猫、ボンボンくん。普段はお家の中だけで暮らしている、もうすぐ４歳になる人懐っこくて甘えん坊のオス猫さんです。
室内飼いのにゃんこらしい、野性味ゼロの姿でボンボンくんが待ち伏せていたのは、ボンボンくんと同じ両親から生まれた同い年の兄弟、ファーファくんでした。
「ボンボンはまだまだ遊び盛りなので、投稿した写真のように、よく他の猫や飼い主を待ち伏せします。でも、基本バレバレなので、猫たちにはスルーされる事が多いです。今回も、本人はノリノリで待ち伏せをしていましたが、待ち伏せされていたファーファはずいぶん前から気づいており、構わずに通り過ぎようとしていたところ、ボンボンがおかまいなしに飛びかかっていきました」（もも と みらいさん）
飼い主さんに、ボンボンくんが飛びかかった後の顛末をうかがったところ、「ひとしきり２匹でごろごろ転げ回って遊んだ後、２匹並んで日向ぼっこしていました」とのこと。仲良しの２匹はお家の中でも一緒に転げ回って遊んでいるそうです。
北海道という土地柄もあり、ご自宅のお庭はかなり広大。もも と みらいさんが営むカフェ兼ご自宅の他、アトリエやご両親のお住まい、林やハスカップの畑もあり、敷地の中には小川も流れているのだそうです。
ただし、お庭が広いからといって、猫たちは自由に外に出られるわけではありません。
「猫たちは普段室内だけで暮らしていますので、お散歩をするのは基本、私が外に出るタイミングだけです。仕事が終わった後、暗くなる前にお庭を一周すると言った感じです。母が庭仕事をしていたり、家族がハスカップの収穫をしていたりするので、猫たちが外にいる時は必ず誰かが安全を確認しながら、ずっと側にいます。でも猫たちの中には、お散歩には全然興味がなくて、ずっと家の中で過ごす猫もいます」（もも と みらいさん）
お散歩中は、ボンボンくんのようにかくれんぼをする子もいれば、飼い主さんの近くにいたい子など、猫ちゃんによってさまざま。けれど、どの子も室内で飼われている猫ちゃんだけに、飼い主さんやご家族の近くにいる方が安心できるようです。
「お散歩中は、庭に生えてる草で遊ぶが好きな猫、お散歩中でも撫でてもらいたい猫、一緒に色々なところに行きたい猫、かけっこをしたい猫など、いろいろです。ただどの猫も、お庭にいてもとにかく家族に構ってもらうのが好きなようです。
普段家の中で暮らしているからか、お外遊びが楽しくてなかなか家に戻りたがらない猫もいます。暖かくなるとなおさらです。口笛を吹くときちんと戻って来ることを覚えた猫もいます。そうじゃない猫は、抱っこで強制帰宅です（笑）」（もも と みらいさん）
物心ついた頃からずっと猫と暮らしてきたという、もも と みらいさん。おかげで強制帰宅の抱っこもお手の物です。
「縁があってうちにお迎えした猫たちには、ただただ、この子達が幸せであれば……と願うばかりです。求めるだけの愛情を得て、痛いところなどなく、飢えも寒さも寂しさも感じず、毎日楽しく生きてくれればと思っています。お金はたくさんかけられないけれど、ストレスなく健康に長生きしてくれれば、と日々願っています」（もも と みらいさん）
なお、お庭の中で営まれているカフェは、猫カフェではありません。猫たちには会えませんが、美味しいお茶とケーキを味わいながら、ターシャ・テューダーさんのお庭を現地に出向いて研究されたという、もも と みらいさんのお母さまがこつこつ作りあげられた素敵なお庭と、そこにやってくるリスや小鳥たちの姿を楽しめるそうです。
