その眼鏡、リモート会議には合わなくない? オンラインの時代ならでは―女子力をアップさせる眼鏡選びのコツ

松田 義人 松田 義人

 オンライン会議、リモート飲みなどが定着した今、普段は見ることができなかった「パソコンに向かう女性の真面目そうな表情やメガネ姿」を見てキュンとする男子は意外と多いものです。逆に言えば、女性にとってオンラインでの表情作りやメガネのチョイスが、お化粧と同じくらい重要なキーポイントになっている時代なのかもしれません。

 しかし、ただでさえ難しいメガネ選び。特にオンライン時代の女性にとってはどんなものをチョイスすべきか悩ましい問題のようにも思います。

 そこで今回は大人の女性向けメガネブランド・cocorotoを展開するビジョンメガネの商品開発課・畠山由貴子さんに話を聞き、女性にとって「オンラインに合う」「顔に合う」メガネの選び方について話を聞いてみました。

「画面」の上だけでのコミュニケーションだからこそ、メガネのチョイスが大事

――まず、特に女性がオンラインでメガネを使う際に注意すべき点を教えてください

畠山 日常でメガネをかける場合、様々な情報によって、それほど表情やメガネだけに注目されることはないと思います。しかし、これがオンラインになるとパソコンやスマートフォンの「画面」の上だけでのコミュニケーションになるため、他人はどうしてもその表情やメガネに注目することになります。

 オンラインでは『メガネをするおかげで、お化粧をしなくてもごまかせる』といったメリットもあるのですが、しかし画面のせいで顔が暗く映ることもあるため、相手に対し伝わりやすくする表情を意識をするほうが良いし、また肌のトーンをアップさせてくれ、それでいて女性らしい線の細いフレームのほうが好感度を上げられるのではないかと考えています。

自分の顔のカタチに合うメガネフレームの選び方

――メガネを選ぶのは本当に難しいものです。お店で「良いな」と思っても、日常的につけていると、だんだん「アレ? なんか変なの買っちゃった?」みたいなことに後から気づくこともあります。こういった失敗をしないためのメガネの選び方があれば教えてください。

畠山 一般的には、丸いフレームの『ラウンド型』は、お顔の輪郭が直線的で、スクエアなカタチをしている方に合うと言われています。相手に与える印象が柔らかくなるためです。

 一方、もともと顔が丸い方は、直線的なラインが印象的な『スクエア型』だとバランスが取れるように思います。

 また、『クラウンバント型(多角形)』は、ボストン型の上部を横にまっすぐにカットした形のもので、『丸メガネにしたいけど、似合わないんだよなぁ』といった方にも案外なじみやすいものですので、ぜひお試しいただきたいですね。

 

オンライン用メガネのレンズ選びは?

――ところで、コロナ禍以前はコンタクトを使っていたような人でも、在宅ワークの時間が増えた場合は、やはりメガネのほうが良いのでしょうか。

畠山 コンタクトでももちろん良いと思いますが、特に今のような“すごもり”の時間が増え、パソコンに向かう時間も増えている今だとコストがものすごくかかります。特にワンデーのコンタクトを毎日使い続けると、年間で言えば数万円レベルになってきます。

 それに比べればメガネのほうがお得ですし、かわいい演出もできることもあり、最近では従来のお客コンタクトメインだったお客さまからのお問い合わせも増えています。

――また、オンラインならではのレンズの選び方も教えてください。

畠山 きちんとご自身に合う度数のものを選ぶのはもちろんですが、ブルーライトをカットするレンズにしたほうが良いですね。パソコンに向かう際、どうしても画面と距離が近くなりがちですので、長時間使用の際はかなり疲れるものです。

 ビジョンメガネの店頭では、こういったご相談・検眼ももちろんお受けしていますし、お手持ちのメガネを無料で分解・洗浄するサービスも行なっています。ぜひメガネにお悩みの方にはご利用いただければ嬉しいですね」

畠山さんのお話をまとめると、オンラインで好感度を得られるコツは「お顔の形に合ったメガネを選ぶ」「画面越しでも暗くならないお肌のトーンUPを担えるメガネを選ぶ」「きちんと検眼し度数に合ったものや、使用状況に合わせてブルーライトをカットしたレンズを選ぶ」です。まだまだ続く在宅ワーク、上記をご参考にあなたの好感度をアップさせるメガネを選んでみてください!

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