「あなたのハートを串打ちに」 居酒屋店員がBTSコピーのYTS(焼鳥少年団)結成 動画再生500万回超と話題に

山陽新聞社 山陽新聞社

 岡山県倉敷市の中心部にある居酒屋に勤務する若者たちが、アイドルグループを結成した。その名も「焼鳥少年団(YTS)」。飲食店のイメージアップを狙いに、「あなたのハートを串打ちに」のキャッチフレーズで、会員制交流サイト(SNS)などでダンス動画を公開。500万回以上再生されるなど話題を呼んでいる。メンバーは「新型コロナウイルス禍で逆風が吹く業界を元気付けたい」と意気込んでいる。

 YTSは、JR倉敷駅南の倉敷センター街商店街など市中心部の4店に勤める23~28歳の男性6人が2月に結成した。全員がダンス未経験だが、本業の合間を縫って、市内のダンススタジオでレッスンを受けたり、自主練習したりして腕を磨いている。

 曲目や振り付けは韓国の男性グループ「BTS」をコピー。コロナ禍収束後に観光に来てもらいたいと、同グループの人気曲「Dynamite」を、市美観地区や後楽園(岡山市)、道の駅笠岡ベイファーム(笠岡市)などで踊り、映像を動画投稿アプリ「Tik(ティック)Tok(トック)」などに投稿している。切れのよい踊りと甘いマスクに引かれ、インターネット上だけでなく、勤務店にまでYTS目当ての女性客らがやって来るという。

 メンバーが勤める店は、緊急事態宣言を受けた県の要請に伴い、夜間営業を休止中。酒類提供を終日自粛することも求められ、逆境に立たされるが、「ピンチはチャンス」と、増えた空き時間で動画撮影のペースやライブ配信を増やし、活動にますます熱を入れている。

 現在は2曲目の「Boy With Luv」を練習中で、6月中には公開する予定。目標は、ファンに焼き鳥を振る舞い、ダンスを披露する握手会ならぬ「鳥会」の開催。リーダーのペイこと宮本純平さんは「暗い世の中だが、心まで暗くなる必要はない。自分たちのできることで、貢献したい」と話している。

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