5月にもリスクが潜んでます 北海道や東北で今年一番の暑さ マスク熱中症に注意!

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きょう7日は、北海道や東北で暑くなる見込み。ここ数日で一気に気温上昇し、熱中症リスクが高くなるおそれ。マスク着用で口の渇きに鈍感になることも。適度に人との距離をとり、マスクを外して、こまめに水分補給を行いましょう。

予想最高気温(東北・北海道)

日差しが降り注ぐ東北や北海道では所々で今年一番の暑さが予想されます。図はきょう昼ごろの気温分布図(予想)です。赤色で塗られた25度以上の範囲が北海道ではオホーツク海側、東北地方では青森県や秋田県など主に北部に広がっています。予想される最高気温は、北海道の遠軽町や青森県の弘前市で27度。北海道北見市や秋田県の横手市で26度。北海道網走市や山形県鶴岡市で25度です。そのほか青森県八戸市や秋田市、山形市、福島市で夏日に迫るくらいの暑さになりそうです。例年、ゴールデンウィークが過ぎる頃には北海道のオホーツク海側でも気温が25度を超えることは珍しくありません。ただ、今回は数日前まで気温が10度に届いていない状況が続いていましたので、急激な気温上昇となります。

万が一 気分が悪くなったら

まだ、身体が暑さに馴染んでいない時期ですので、急な暑さに見舞われると、熱中症のリスクが高くなります。
そのため、気分が悪くなる前の水分補給が肝心です。もし、めまいや立ちくらみ、筋肉のけいれんなど、熱中症と思われる症状が見られたら、すぐに応急処置を行ってください。
●まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
●衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。氷枕や冷やした水のペットボトルなどを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
●水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

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