岡山に特大マスクした高さ3mの巨大な鬼が出現… 実は大学生が考案した「デニムマスク」のPR

山陽新聞社 山陽新聞社

 鬼の口にもマスク―。岡山県南部にある総社市の国道180号沿いの店舗の看板となっている大きな赤鬼の像2体に、デニム製の特大マスクが着けられ、道行く人の目を引いている。

 

 同市内の障害者就労支援事業所が共同で手掛ける「総社デニムマスク」の発売1周年を機に、県立大と市が共同で展開するPR作戦の一環。銅像や看板など市内にあるさまざまな“口”にマスクを装着し、その画像を会員制交流サイト(SNS)で市民らに拡散してもらうのが狙いだ。

  菓子店「鬼びっくり饅頭(まんぢゅう)本舗」の赤鬼像2体は、いずれも高さ約3メートル。PR作戦を市に提案した同大デザイン学部准教授の高橋俊臣さん(44)が特別に作ったマスク(縦20センチ、横30センチ)を3月中旬に取り付けた。店員の女性(33)は「気が付いたお客さんがよく写真を撮っている」と話す。

  赤鬼像の他にも、高橋さんとゼミ生が手分けをして着用できる場所を開拓。所有者に許可を取りながら、市民会館(同市中央)前の裸婦像や総社商店街にある市のPRキャラクター・チュッピーの看板などもマスク姿となっている。

  総社デニムマスクは、新型コロナウイルス禍で仕事が減った同事業所をサポートしようと昨年3月に発売。これまでに国内外で約28万枚を販売した。

  高橋さんは「障害者の支援につながるマスクだが、人々の関心は常に新しいものに向かう傾向にある。定期的なプロモーションは不可欠だ」とし、ゼミ生の4年生(21)は「SNSでバズって(広く拡散して)くれたらうれしい」と話した。

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