チェ・ジウさんも注目? 岡山の神社で縁結びのシンボル「連理木」を発見

山陽新聞社 山陽新聞社

 岡山県玉野市滝の早瀧自然公園で、同じ根元から分かれて伸びた幹の枝が再び一つにくっついているカシの木が見つかった。「連理木(れんりぼく)」という自然現象で、古来縁結びや夫婦円満の象徴とされてきた。住民たちは「今まで気付かなかった」と不思議な木を見上げている。

 カシの木は高さ約15メートル、直径約60センチ。樹齢は少なくとも100年以上とみられる。公園や近くの早瀧比咩(はやたきひめ)神社(同所)の環境整備を行っている氏子たちが2月初旬、園内を通る県道脇の樹木を伐採中、高さ約3メートルの位置で直径15センチほどの1本の枝がつながっていることに気付いた。

 連理木は2本の木の枝、または、いったん分かれた木の枝が結合したもの。県樹木医会によると、枝同士が密着し、風が吹かず摩擦が起きない状態が続くと、成長するときの細胞分裂で樹勢が強い方が抱き込んでくっつくことがあるという。国忠征美理事長(76)は「結合部は地面から離れた場所が多く、気付きにくい。山中で見ることはあるが、県道沿いは珍しいのでは」としている。

 滝が連なる川沿いに広がる公園は、神社の鳥居そばにそそり立つ高さ10メートルを超す「龍岩(りゅういわ)」をはじめ、巨石奇岩が多く、豊かな自然を求めて散歩に訪れる人も多い。氏子の男性(78)は「縁結びのパワースポットとして地区の新たなシンボルになれば」と期待する。

 連理木は、2006年公開の韓国映画で、チェ・ジウさん主演の「連理の枝」で話題になった。

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