岡山のバーが「クラブハウス店」オープン コロナ禍で足遠のく常連とのコミュニケーションに

山陽新聞社 山陽新聞社

 日本で利用者が急増している音声SNS「クラブハウス」。岡山市でもクリエーターのたまり場として知られる「Barおじさん」(同市北区柳町)が「クラブハウス店」をオープン。コロナ禍で足が遠のいている常連らとオンラインでコミュニケーションを深めている。

 「○○さん、こんばんは。まだ仕事ですか」「ええ、在宅でやっています」。店主のイシイコウジさん(44)がホストになり、雑談が弾む。「Barおじさん」の開店1時間前の午後7時。オンラインだけの「クラブハウス店」が始まる。“来店者”は店の常連や知り合いたちだ。

 クラブハウスは、米国発のスマートフォンアプリ。ユーザーが音声のみで会話するのが特徴。誰でも無料で利用できるが、登録ユーザーから招待を受けないと入れない。日本でも芸能人や政治家が相次ぎ参加してブームになっている。

 本業は写真家のイシイさんは2月上旬からクラブハウスを利用している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、いつもは店に集まるウェブデザイナーや映像制作業者といったクリエーターたちと会話をする機会が設けにくいからだ。繁華街への外出自粛要請が全国に広まった昨年春にはインターネットの動画中継機能を活用した“無客営業”も行ってきたが、「音声だけのクラブハウスはバーでおしゃべりしている雰囲気に似ていて楽しい」という。

 クラブハウスを聞いた客が実際の店に来てくれたり、東京など県外在住者が“来店”したりと効果は上々。今はおじさんをテーマにしたゲームアプリをつくろうと、クラブハウス上で情報交換している。

 石井さんは「ネタ出ししたり、新しいものを生み出したりする場としてクラブハウスは最適。お客さんとのコミュニケーションツールの一つとして活用してきたい」と話している。

 「Barおじさんクラブハウス店」のアカウントは「おじさんです」。主に平日の午後7時~8時。「Barおじさん」のフェイスブックで告知している。

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