ハリウッド映画さながらの、すさまじい豹変ぶりを披露した愛犬、麦ちゃんを見て「たぶんうちの犬、バイオハザードに出てたと思う」とつぶやいた、みのかささん（@inekaratukutta）。牙を剥き出した大きな口からは、エイリアンまで出てきそうです。
「麦ちゃん、ハリウッドデビューしてたのね」
「バイオハザード、観ました！麦ちゃんの演技すごかったです」
「ゾンビ犬、ケルベロス！」
「さすがハリウッド女優」
「シンゴジラにも出てましたよね」
「エイリアンのモデル犬という噂もあるとかないとか」
と、麦ちゃんの迫真の演技にざわつくみなさん。ツイートにはすでに７.８万いいねがついています。
麦ちゃんは、２歳になったばかりのイングリッシュセッターの女の子。絹糸のような、しなやかで真っ白な毛並みとすらりとしたスタイルが美しい乙女ですが、猟犬の血が騒ぐのか、その運動能力はまさにアスリート！ そんな麦ちゃんの躍動感あふれる姿を、みのかささんが日々独自の視点で投稿されています。
「麦ちゃんは女の子だけど、やんちゃ坊主なので、麦坊ちゃんとよく呼んでいます。毎日毎日テンション高いです（笑）。テンション低いと具合悪いのかな？と心配になります」（みのかささん）
フォロワーさんの間では、これまでにも、みのかささん撮影のおもしろ麦ちゃん画像を使った「#麦ちゃんクソコラ選手権」が人気。今回のリプライにも麦ちゃんのコラ画像がしっかり登場。大いに盛り上がっています。
運動能力が高い麦ちゃんの最高の一瞬をとらえるため、みのかささんはiPhoneの連写機能を使って撮影しているそうです。愛犬、麦ちゃんのおもしろさに気づいたきっかけをたずねてみたところ、「普段から奇妙な行動を繰り返しているので、きっかけも何もありませんでした…生まれながらにして面白いようです」と、みのかささん。
麦ちゃんのＬＩＮＥスタンプも自作してしまうほど、ユーモアのセンスに長けたみのかささん。その絶妙のコピーライティングによって、美しい猟犬であるはずの麦ちゃんの天性のコメディエンヌっぷりが、いっそう輝くのかもしれません。
先日、２歳のお誕生日を迎えた麦ちゃんは、実は保護犬。保護された当時、ガリガリだった麦ちゃんを思い返して、「お前は私が幸せにしてやる」とツイートしていたみのかささん。フォロワーさんたちも、麦ちゃんとみのかささんの出会いを改めて祝福していました。
「麦ちゃんが家に来たのはおととしの１２月。出会いは譲渡会でした。他のわんちゃん達に遊んで遊んで…と、永遠にウロチョロしていたのが麦ちゃんでした。当時はガリガリでしたが、ガリガリでも元気に走り回っていました。こんな元気な子と暮らしたら楽しいだろうなと思い、譲渡希望を出しました。無事に譲渡が決まり、保護団体さんが自宅まで麦ちゃんを連れてきてくれましたが、特に萎縮することもなく、麦ちゃんは最初からのびのびとしていました。ここで暮らす、と決めてもらったような気がして嬉しかったです」（みのかささん）
いまや、みのかささんの生活の中心となった麦ちゃん。「麦ちゃんは私の一番です」とみのかささんは語ります。
「犬を飼うにあたっての経緯は、ペットショップ、ブリーダー、近所で産まれた子犬などいろいろあると思います。保護犬もそのひとつに過ぎません。実際、サルーキかウィペットを飼いたいなと思って、ブリーダーを探してみたりもしていました。でもブリーダーの所に行く前に、先代犬みたいな犬が保護団体や愛護センターにいないかな、と思って見に行って偶然出会ったのが麦ちゃんです」（みのかささん）
みのかささんの過去ツイートにも登場する先代犬のモカちゃんは、中型の雑種犬。モカちゃんみたいなわんことの出会いを求めて出向いた譲渡会で心を射抜かれたのが、モカちゃんとは異なるタイプの麦ちゃん。なんとも不思議な出会いです。
「先代犬とは見た目や性格が随分違いますが、これも縁なのだと思います。麦ちゃんとの縁、麦ちゃんから繋がった縁をこれからも大事に大事にしていきたいです。また、保護犬がごく普通の犬を迎える選択肢のひとつになったらなと思います」（みのかささん）
みのかささんいわく、「普段は甘えん坊のお調子者ですが、獲物を見つけるとハンターになります。ツイートしている麦ちゃんそのままです」という麦ちゃん。これからどんなコメディエンヌぶりを発揮してくれるのか！？ ハリウッド級のアクション女優犬、麦ちゃんから今後も目が離せません。
