岡山大が“恋愛指導”!? 「男子学生」対象の対人関係セミナーが好評…応募は定員の3倍以上に

山陽新聞社 山陽新聞社

「愛とは、なんぞや」―。岡山大(岡山市北区津島中)で見掛けたちらしの言葉に目を向けると、セミナー「男子学生のための対人関係基礎講座(恋愛編)」とある。大学が恋愛相談にまで対応しているのかと思い、主催する同大学生相談室に出向いた。

  同セミナーは男子学生から時折恋愛相談があったため学生支援の一環で、2015年からほぼ年1回開催しており、6回目。恋愛話を大学にとの驚きもあるが、セミナーを担当する臨床心理士の西村大樹・同室助教は「今の学生は小学時代からスクールカウンセラーがいる環境で育っており、相談のハードルは低い」と説明する。

  今回は新型コロナウイルス禍もあり、初めてビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使ってオンラインで10日に行う。男子学生30人が参加。5、6人のグループに分かれ、女性との対人関係の在り方など与えられたテーマについて話し合い、結果を発表する。

  セミナーは毎回好評で今回は定員の3倍の応募があり、参加者は抽選で決定。受講できない学生のため、本年度内に追加のセミナーを開催する予定だ。一方で、女子学生向けにはデートDV(恋人間の暴力)や護身術の講座を設けているが、恋愛編は行っていないという。

  セミナーで進行役も務める西村助教は「恋愛に正解があるわけではないが、相手のことを考えながら行動することの大切さを訴えている。同じような悩みを持つ同年代のさまざまな考えに触れるのも良い経験になるはず」と話す。

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