麒麟は去ってもレガシーは残る! 激動の1年、その締めは「麒麟ロス後夜祭」 光秀ゆかりの福知山市

山本 智行 山本 智行

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が7日、いよいよ最終回を迎える。主人公の戦国武将・明智光秀ゆかりの京都府福知山市ではコロナ禍にめげず、これまで「謀反のお知らせハガキ」など数多くのユニークな企画を展開。放送直後にはオンラインによる「麒麟ロス後夜祭」を実施する。それを前に同市役所シティプロモーション担当が激動の1年を振り返り、まいどなニュースへメッセージを届けてくれた。

まいどなニュースさまへ

「光秀イヤー」を振り返って

 とにかく予想外、激動の1年でした。福知山市の光秀プロモーション担当も、それまでの計画をすべて白紙にして慣れないオンライン企画に挑戦するなか、原動力になったのは明智光秀の存在だった…といっても言い過ぎではないと思います。

 例えば、まさに今も麒麟(=平穏な世に現れる聖獣)が来てほしい世の中だと、ドラマと現代との共振を強く感じます。また光秀はこんな混迷した時代のなかで、良き未来を目指して必死にやってきてすごい人だな、と尊敬し、これまで以上に近い存在として感じるようになりました。

 その一方で、ずっと光秀を慕う風土があるまちの市役所職員として「市民が待ちに待った光秀イヤーをこのまま過ぎさせてなるものか!」と奮起する気持ちも大きかったです。

 その結果?でしょうか、福知山市の姿勢を「智将・明智光秀ゆずり」と、まいどなニュースさんで表現していただいた時は、恐縮する気持ちもありながら、本当に嬉しかったです。

 『麒麟がくる』は7日で終わります。しかし「いがいと!」が売りの福知山市ですからおとなしく終わるわけにはいきません!大河ドラマゆかりの地として、おそらく初となる最終回放送直後のオンライン後夜祭を行います。題して「麒麟ロス後夜祭~光秀ありがとう~」です。

 ゲストには、本能寺の変に詳しい歴史作家の桐野作人さんと、YouTubeなどでも活躍する歴史ナビゲーターのれきしクンさんを迎えます。視聴者の皆さんのコメントも交えながら、クライマックス「本能寺の変」を深掘りしながら、今まで福知山が行ってきたPR企画を通して光秀ゆかりの福知山の魅力もご紹介します。みんなでドラマの余韻を味わいつつ「麒麟ロス」を和らげられたらと思います。

 もちろん、大河ドラマが終わっても福知山の「光秀マインド」はレガシーとして残ります。いいえ、ここからが新たな時代の始まりだという思いで、引き続き福知山の魅力を皆さんに楽しんでいただける形でお届けできるよう、挑戦を続けます。

 「光秀マインドって何?」と思われた方は、ぜひ福知山市が光秀と歩んだ400年間をぎゅっと詰め込んだこちらの動画をご覧いただけたら幸いです。

 最後に、この1年間、たくさんの方に企画に参加いただき、福知山市の挑戦にエールをいただきました。このことは、なかなか現地に来ていただけない中で、地方のまちとして本当に希望を感じたことでした。

 おかげで、福知山市のPR企画がPRアワードGPブロンズ賞など3つの賞を初めて受賞できたり、明智光秀や福知山に対するイメージが変わってきたり、新しい変化が福知山市に起こっています。皆さんに心からお礼申し上げます。よろしければ、これからも時折「そういえばあの福知山市、どうしてるかな?」と気にしていただけたら嬉しく思います。

京都府福知山市役所シティプロモーション担当より

麒麟ロス後夜祭

福知山市公式YouTube https://www.youtube.com/channel/UC36VBOJ0Y0KHajbYlkSTbbw
福知山市公式Twitter https://twitter.com/fukuchiyamaPR
で生配信

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