コロナで家族だけのお正月…子どもも食べない「おせち料理」どうしてますか? みんなのリメイク法も聞いた

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「もういくつ寝るとお正月」早いもので、今年も残すところあとわずか。さて、お正月の楽しみのひとつといえば「おせち料理」。いわゆるtheおせち!というものから、中華風、洋風など、いろいろなおせちも出ています。帰省や親戚の集まりでも、ほぼ必ず食卓に登場するおせちですが、コロナ禍でそれが難しい今回のお正月、「おせちをどうしようか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。「用意しても子どもが食べない…」「せっかく作っても、大量に残りそう」など、二の足を踏んでしまいそうです。自宅で家族だけで過ごそうと予定しているママたちに、「おせち、どうする?」を聞いてみました。

子どもや旦那が食べられそうなものだけ用意する

田作りやなますなど、いわゆる「おせち料理」は、子どもがぜんぜん食べない…この正月は家族だけだし、子どもが好きな物だけを用意する予定! というママが考えるおせちとは?

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▽いわゆる「おせち」は3品のみ

おせちが苦手な子どもたち。どうやら主人もあまり好きではないようなので、子どもや主人の食いつきがいい「伊達巻き」「栗きんとん」「かまぼこ」の3品のみ用意することにしています。あとはいつもよりちょっと具材多めのお雑煮。毎年主人の実家に行って豪勢なおせちをいただくのですが、今回は家族だけでシンプルに(手抜き?)いこうと思っています。私が煮豆好きなので、こっそり足そうかな~と画策中(笑)。〔Hさん、子ども10歳、6歳〕

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▽とにかく肉! おせち関係なし!

今回の正月は家族だけだし、主人とも、「今回はおせちいいよね~」ということになり、「正月は肉祭り」に決定しました。今のところ、唐揚げ、煮豚、、サイコロステーキ、ローストビーフサラダ(一応野菜も)、生ハムを出そうと考えています。肉は、大みそかに肉屋でいつもよりちょっといい肉を買う予定。次男の大好きなポテトもつけようかな(苦笑)。恐らく朝は普通にパンとかを食べて、お昼に盛大な「肉祭り」を開催する予定です。〔Sさん、子ども13歳、11歳、4歳〕

おせちはすでに発注済み

すでに、「こんなおせちを発注済み!」というママたちのお話を聞いてみました。どんなおせちを頼んだのでしょうか。

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▽近所の定食屋さんのおせち

よく家族で行っていた定食屋さんが最近テイクアウトを始め、初のおせちにもトライするそうなので、早速注文しました。メニューはすべてとても美味しいので、おせちも間違いなく美味しいはず。私がお得意さんだからか、「なにか多めに入れてほしいものある?」と聞いてくれる嬉しいサービスも。小さい子どもが食べられる「栗きんとん」と「伊達巻き」を多めに頼みました。来年もおせちやってほしいな!と願うばかりです。〔Uさん、子ども7歳、5歳〕

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▽子どもが大好きなキャラクターおせち

お正月は毎年親戚で集まるのですが、今年はそれもなし。でも、家族だけだからこそ頼める、子どもが大好きな「キャラクターおせち」を発注しました。お重がキャラクターの形、中身もキャラクターのかまぼこやオリジナルピックが入っているし、唐揚げや肉巻き、卵焼きなど子どもが食べられそうなものばかり。もちろん大人用に別途つまめるものも買いますが、子どもの喜ぶ顔が今から目に浮かびます。〔Iさん、子ども4歳〕

こんな時だから「食を楽しむ!」ために大奮発

どこにも行けない、外食も難しい今だからこそ、自宅で「ちょっとぜいたくな食を楽しむ」というご家庭も。今回は大奮発する! というママに話を聞きました。

▽憧れていたホテルおせち

10年位前に、主人の妹が「1回食べてみたかったホテルのおせち、注文しちゃった! すんごい高かったけど、めちゃくちゃ幸せだったわ~」と言っていたのを思い出し、「よし、コロナで美味しいものもろくに食べに行けなかった今回は大奮発だ!」と、憧れていた「ホテルおせち」を注文しました。なんと50,000円!1段目が和風、2段目が洋風で、内容も超贅沢。たぶん、最初で最後の「スペシャルおせち」です。今はそれを楽しみに生きています(笑)。〔Uさん、子ども14歳、10歳〕

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▽高級和牛を予約しちゃった!

お正月は毎年帰省がてら、実家を拠点に観光巡りをしていたのですが、今回はそれもできそうにない。毎年実家では昼におせち、夜はすき焼きを出してくれて、子どもたちもそれを楽しみにしていました。でも、子どもたちが「おせちはちょっと苦手だけど、すき焼きは食べたかった…」というので、駅ビルの肉屋で高級和牛を予約しました。帰省時の交通費や観光代をすべて肉に投入! こんな高い肉をこんな大量に買ったのは初めてです(笑)でも、お正月のすき焼きが今から楽しみ。〔Tさん、子ども10歳、7歳〕

余ったおせちのリメイク法も聞いてみた

おせち料理は、必ずといっていいほど余りますよね。実際にママたちが作っている、子どもも食べてくれそうな「おせちリメイクレシピ」を紹介します。

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▽栗きんとんトースト

ほぼ毎年作っています。これが食べたくて、栗きんとんを多めに買っているかも(笑)。すごくシンプルで、食パンに栗きんとんをたっぷり乗せて、軽くトーストするだけ。バターを塗ってから栗きんとんを乗せると、ちょっと贅沢な(?)味になります。子どものおやつにもなるし、おススメです!〔Kさん、子ども6歳〕

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▽なますと伊達巻きでちらし寿司

なますは私しか食べないので、いつもけっこう余ってしまいます。「なますはお酢だから、ちらしにできるかも」と思いつき、なますを細かく刻み、砂糖と一緒にご飯に混ぜ、その上に小さく切った伊達巻きを散らしました。食べてくれましたねー。桜でんぶやゴマをふりかけたりして、ちょっと味を変えるようにしています。〔Eさん、子ども8歳、5歳〕

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▽黒豆ホットケーキ

ホットケーキミックスと卵、牛乳を混ぜ、最後に黒豆を投入して混ぜるだけ。あとは普通に焼けばできあがりです。簡単すぎて申し訳ない…(笑)メイプルシロップだけではなく、きな粉や黒蜜をかけても美味しいですよ。〔Hさん、子ども10歳、6歳〕

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「家族だけだからこそ、いつもと違った形でおせちを楽しもう」あるいは、「おせちとはまったく関係ないものを出しちゃおう」というご家庭が多いようです。お出かけを楽しむことが難しい今、「食を楽しみの一つにする」という方法は、とても大切なことだと思います。

家にいながら美味しいものを満喫できるなら、大いに利用するべきなのではないでしょうか。もちろん、ちょっとだけお正月太りには気をつけながら…。

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