神奈川県が異世界に!? 「カムァクラ」「ヒュジサワ」…ダジャレが笑えるファンタジー風地図が話題

川上 隆宏 川上 隆宏

神奈川県をベースにした、ファンタジー感たっぷりの地図が話題になっています。山や川といった地形や都市の位置は実際の神奈川県をほうふつとさせますが、そこに書き込まれている地名は「カムァクラ国(鎌倉)」「ヒュジサワ国(藤沢)」「ミューラ共和国(三浦)」といった感じで…。リアルな地名をちょっとダジャレっぽくしてみるだけで、こんな「異世界」な雰囲気になっちゃうなんて!神奈川県って面白すぎる…とみなさん盛り上がっています。

作成したのは、作曲したフリーBGMをネットで公開しているKK(@_kk1_)さん。ズバリ「カナガワ・ファンタジー」と題して12月7日、Twitterに投稿したところ、13日までに11万以上の「いいね」が寄せられています。

地図にはほかにも「グレートシップ(大船)」「ミドルリンカーン村(中央林間)」「聞いてはいけない町(菊名)」…など、思わず笑ってしまう地名がいくつも。「ウォダワ・ラ(小田原)」「ユガワ・ラ(湯河原)」といったものもあり、ちょっと区切り方を変えてみるだけでファンタジー感をプラスできちゃうことに驚かされます。

コメント欄には地図に刺激を受けたのか「ハドゥノ」「マナ・デュール」「ヒィラッカ」など、みんなが考えたファンタジーっぽい地名が続々と。

「ア・ヤッセは交易路を作り、馬車駅を多数持つエヴィナとヤムアートに対抗しようとしたが…」「秘密都市サガ・ムィ・ハラは、多くの都市に水を供給し多額の金銀を課していた。その資金で宇宙船の開発及びムァ・チ・ダ帝国と対峙する軍事費に充てるほか、山岳地帯を要塞化していたのである」…など、独自のファンタジーっぽい物語を考えて寄せる人も。「もう少し書き足して、ゲームの攻略本っぽい観光ガイドブックが出たら買います!」という意見もありました。

マップを作成したKKさんに聞きました。

―神奈川県の地名が、ちょっと変えるだけでこんなにもファンタジーの世界に似合うと思いませんでした。

「完全に各2秒ぐらいで思いついた語感だけのネタなのでアレですが…。カミュウォーカー(上大岡)あたりはしっくりきてるのではないでしょうか」

―なぜこんなマップを作成しようと思われたのですか。

「BGMを作るための題材として、現実の地名をもじった空想世界というのが面白そうだなと考て、そのマップを作ってみました。Inkarnateという地図を描くためのウェブアプリを使用しています」

―なるほど!それでこの地図の投稿にあわせて音楽も投稿されているんですね!白い灯台のあるジョーガ島から旅に出る若者の物語にあわせたBGMのようですが…。この地図に沿って音楽は今後も作られていくのでしょうか。

「はい。今後も時間がある限りBGMを作り進めていく予定ではあります。主人公などのキャラ設定は細かく考えていませんが、ぼんやりと今後の楽曲の文面などは浮かんでいます」

―しかし、ジョーガ島に白い灯台があったり、ミュサキが港町だったり、音楽で描かれているシーンもリアルな神奈川県の風景と重なります。YRPノビィに地下都市があったかどうかはわかりませんが…。

「曲投稿時のテキストは架空のものです。ジョーガ島のように実際の白い灯台を含めたテキストもありますが、YRPに関しては空想のテキストです」

―みなさんからは、身の回りの神奈川の地名をファンタジーっぽく語って楽しむリプライが数多く寄せられていますね。

「まさかここまで多くの方に反応いただけるとは思っていませんでした。ツイートにぶら下がっているコメントは面白いものばかりで、こうやって楽しんでいただけたのであれば幸いです」

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