カットすると中からアレが…クリスマス用鬼滅ケーキの作り方 炭次郎と禰豆子が一つに

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 関連商品を見かけない日はないというくらい人気の漫画「鬼滅の刃」。12月に入りクリスマス商戦が盛り上がる中、子育て支援サイト「コノコト」では、連載「やちやちが行く!!」を担当するkanaさんが、切り分けるとあっと驚くオリジナルのクリスマス「鬼滅ケーキ」を発表して注目を集めています。カットした様子を見ると難しそうですが、「子どもの歓声を聞くと、頑張って作って良かったって思いますよ」とkanaさん。作り方を聞きました。

 連載の名前の由来になっている「やちやち」は、kanaさんの暮らす富山の方言で「せっかち」を意味します。今回の鬼滅ケーキも「時間をかけて作るのが苦手なので、粗がたくさんあると思いますが温かい目で見てください」とのこと。それでは、材料からご紹介します。

材料はこちら

1)抹茶スポンジケーキとチョコスポンジケーキ

 それぞれお好みの大きさで1台ずつ作ります。市販のスポージケーキを使ってもOKです。自分で作る場合は▽卵▽グラニュー糖▽牛乳▽バター(マーガリンで代用可)が基本的な材料。詳しい作り方はお料理サイトなどを参照してください。

2)飾り付け用のクリーム

 ▽生クリーム(最低でも2パックは必要)▽グラニュー糖(好みに応じてクリームに入れる量は調節してください)▽スポンジに塗るシロップ(水にグラニュー糖を入れて溶かす)▽食紅などのケーキ着色料▽小さな絞り袋(コルネ袋、生クリームの飾り付け用。クッキングシートを丸めても、市アイシング用絞り袋でも可)▽型紙用の紙

 さて、それではケーキづくりに入ります。

作り方

1)2種類のスポンジケージを焼き上げ、冷ましてから、同じ厚さでそれぞれ2枚にスライスします。

2)次に円形に切り抜いていくための型紙を作ります。今回使ったスポンジケーキの直径は16㎝だったので、4センチ幅で同心円状に4等分できるよう、直径が12センチ、8センチ、4センチの型紙を作ります。

3)スライスしたスポンジケーキの上に置いて、型紙に沿って切り抜いていきます。

 くり抜いたスポンジケーキを外側から、抹茶、チョコ、抹茶の順で交互にはめ込んでいき、同じものをもう一つ作ります。

4)残ったケーキで今度は逆に外側から、チョコ、抹茶、チョコという順ではめ込んだものを2枚作ります。

5)まず、一番外側が抹茶のケーキ使います。上部にシロップ、クリームの順に塗り、その上に一番外側がチョコのケーキを重ねます。同じ要領で、計4枚を重ねていきます。

6)重ね終わったら、食紅で薄いピンクに色付けした生クリームを全体に塗ります。塗り終わったら、しばらく冷蔵庫で冷やし固めます。スポンジ生地と生クリームがなじみ、飾り付けや切り分けがやりやすくなります。

7)さあ、いよいよデコレーションです。主人公の妹、禰豆子の着物をイメージしながら飾り付けていきましょう。ケーキ用の着色料を使って、より濃いピンク、黄緑、オレンジの生クリームを用意してください。濃いピンクのクリームで禰豆子が来ている羽織の麻の葉模様を描き、帯締めをイメージした黄緑、オレンジのクリームで、ケーキの側面を飾れば完成です。

 見た目は、禰豆子の羽織をまとったケーキです。kanaさんは「ここからですよ、本番は!」と力を込めます。うまくいっていれば、カットすると中から「アレ」が現れるはずとのこと。おそるおそるナイフを入れてみると…。
うまくいっていれば、主人公、竈門炭治郎が着ている羽織、市松文様が現れるはずです。

柄に込められた意味

 ちなみに炭治郎が着ている市松文様の柄は、途切れなく模様が続いているように見えることから「子孫繁栄」を意味し、禰豆子が着る麻の葉模様は、「健やかな成長」という意味があるのだとか。成長が早く、まっすぐ伸びる麻に子どもの元気な成長を託しているようです。そう思うと、今回の鬼滅ケーキは、クリスマスに子どもたちと一緒に食べる意味が余計にありそうですね!

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