「デジタルメモ」雑誌付録や100円ショップで売り切れ続出 「子どものお絵かき用」に人気、大人もハマる

金井 かおる 金井 かおる

 「雑誌付録にデジタルメモ流行ってるの?」「100均の電子メモ良い」ーー最近、SNS上でデジタルメモや電子メモの話題をよく目にします。ツイッターには「デジタルメモ目当てで雑誌買った」「悪くない」「すごいのが付いてる」「ダイソーの売り切れ」「外出先で子どものお絵かきにちょうどいい」といった声が並びます。紙のメモで十分では…と思っていたのですが、実際に使ってみるとこれが、大人もハマる使い心地なのです。子どもの頃に遊んだ、あのおもちゃの感覚に近いんです。

雑誌付録、軒並み人気

 11月16日発売の「DIME 2021年1月号」(小学館、990円・税込)の特別付録は「8.5インチLCDデジタルメモパッド」。オンラインショップではすでに予約完売。街の書店やコンビニ店頭で在庫に出合えたらラッキーかもしれません。

 また、10月23日発売のセブン‐イレブン、セブンネットショッピング限定販売「SPRiNG 2020年12月号増刊」(宝島社、1800円・税込)も注目を集めています。特別付録は「リラックマ ペーパーレスでエコ!デジタルメモ」(8.5インチ)。人気キャラクターとの合体とあって、ツイッター上には「リラックマのデジタルメモ欲しくて買った」「家族が買ったけど自分用にも欲しい」等の感想が並びます。こちらはマグネット付きで、冷蔵庫などに付けられます。

ワンコインの商品も

 100円ショップでも販売されています。ダイソー「電子メモパッド」8.5インチ、500円(税別)やワッツ「電子メモ帳」8.5インチ、600円(税別)。ワンコインで購入できるとは驚きです。

 今回紹介した雑誌付録と100円ショップの商品はいずれも8.5インチサイズ。縦約22cm、横約15cmと大画面です。

 1番の特長は繰り返し書き消しできるところ。「DIME」付録は約10万回、ダイソー商品は約5万回書き消しできるとうたっています。電池交換も可能。複数のデータを保存する機能はありませんが、雑誌付録2点とダイソーの商品は、書いた状態で電源をオフにすると画面に表示をキープできます。残念なのは消しゴム機能や戻るボタンがないところ。書き間違えたら全消しするしかありません。

使ってみた…「磁石のお絵かきボード」みたい

 実際に使ってみると、子どもの頃に遊んだ「磁石のお絵かきボード」の感覚がよみがえり、時を忘れて書いては消しを繰り返しました。ツイッターにも「子どものおもちゃに」「娘のお絵かき用に」等、お子さん用に買ったという声が多数ありました。長時間の外出や移動で子どもがぐずりそうな時、スマホ代わりに渡してみようというママさんも。また、家族の伝言メモや職場の電話メモとして活用している人もいました。

 まずは100円ショップの商品でお試し、というのもいいかもしれません。しかし兵庫県内のダイソーを5軒まわり探しましたがいずれも売り切れでした。やはり人気のようです。

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