アメリカの大家族、15人目で初めて女の子が誕生 28歳の長男「まさか妹ができるとは…」

谷口 輝世子 谷口 輝世子

 11月4日、米ミシガン州レイクビューに住むジェイ・シュワントさん、カテリ・シュワントさん夫妻に女の赤ちゃんが誕生し、マギー・ジェーンちゃんと名づけられた。シュワント家はすでに14人の子宝を授かっているが、2歳から28歳までの14人の子どもは男の子で、15人目にして初めて女の赤ちゃんが生まれた。

 ジェイさんは地元メディアのエム・ライブの取材に「まさか女の子が生まれるとは思ってもいなかった。14人の男の子がいるので、医学的な理由で、女の子が生まれないのだろうなと思っていた」と話している。これまでの妊娠でも生まれるまで性別を把握していたことはなく、今回も生まれるまでは女の子だと知らなかった。女の子を望んでいたが、授かるとは思っていなかったので、名前を考えたことすらなく、家には女児向けのベビー服などもないという。

 一家を取材し、番組で取り上げているアウトドアスポーツマングループのプレスリリースによると、ジェイさん、カテリさんはともに45歳。高校時代から交際し、フェリス州立大学に入学する前の1993年に結婚。2人は大学で勉強を続けながら、子どもを産み育てた。大学を卒業後も、カテリさんはグランドバレー州立大の大学院でソーシャルワーカーの修士号を、ジェイさんはロー・スクールで法律の学位を取得した。

 夫妻には孫も1人いて、三男の子どもである孫は女の子だという。28歳で長男のタイラーさんは「まさか妹ができるとは思ってもいなかった」と驚きを隠さない。

 シュワント家はアウトドア活動が大好き。インスタグラムには、ハンティングや釣りを楽しみ、農作業をする写真や動画などが多数掲載されている。今年10月からは、アウトドアスポーツマングループのマイアウトドアTV(MOTV)局で、一家のアウトドアライフを取り上げた「14 アウトドアズメン」という番組もスタートした。

 テレビ番組のプレビューでは、兄弟たちが屋外で元気に遊び、木を運び、もの作りに励む様子を映し出している。新型コロナウイルスの影響を受け、学校での対面授業ができなくなっているため、子どもたちも自宅で勉強するようになり、ひとりひとりの学習教材を整理整頓する工夫、食料品の買い出しなど、シュワント家の奮闘も伝えられている。

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