簡単!お手軽! 鬼の娘ちゃんが入る箱を手作りしてみた 空き箱と100均アイテムで完成、ごっこ遊びにぴったり

コノコト コノコト

あの人気漫画「鬼滅の刃」の主人公が背負う木箱が、お手軽、簡単に手作りできると、子育て支援サイトconocoto(コノコト)の記事が人気を集めています。名付けて「鬼の娘ちゃんが入る箱」。考案したのは、conocotoの元会員レポーター・谷さん(富山市)です。段ボールの空き箱と100円ショップのアイテムでなかなかの出来栄えです。「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の公開を16日に控え、お子さんのごっこ遊び用にいかがでしょうか。

「何となく」で作れてしまう!

谷さんは似顔絵やバルーンアートなども手掛けるクリエーター。9月の連休に、ふと思い立って作ってみたのだとか。「行き当たりばったりで作成しているので、途中で材料足りなくなって買いに行ったりしていますが、基本何となく作れます!」と工作が苦手な人にはうれしい言葉。材料がそろってなくても、家にあるもので十分工夫して対応できるそうです。

材料は、
1)自宅にあった段ボール(長方形がおすすめ)
作例は高さ57センチ、横幅35センチの箱を使用
2)リメイクシート(100円ショップにある木目調)
3)黒板シート(100円ショップ、黒い紙でもプリントしてもOK)
4)黒ガムテープ(100円ショップなどで入手可)
5)布ガムテープ
6)金具周り(持ち手、割ピン、磁石ーいずれも100円ショップ)
7)肩ひも(背負うのに必要な長さの布や幅広のひも)
8)割りばし(棒ならなんでも)

こんな感じの身近な材料で出来ます。小さな段ボールだと作りやすいそうです。

まずは、布ガムテープをつなぎ目や折り目に貼り、しっかりと箱を補強します。本体とは別に扉用の段ボールを用意し、箱の大きさに合わせてカットします。

貼るだけでテンションUP!

箱の外側全体に100円ショップで購入した木目調のリメイクシートを貼り付けていきます。

谷さんは「もう、これだけでもテンションが上がっちゃいました」と制作を振り返ってくれました。なるほど、確かにあの箱に見えてきました。

黒のガムテープで箱の周囲をぐるりと貼っていきます。「おおおっ! 段ボールが重厚に見えてきませんか」と谷さん。なるほど、遠目には古い木箱に見えちゃいますね。

さらに漫画やアニメを参考にしながら、黒のガムテープを横に3本を貼り、外観を仕上げます。それらしくなったら、箱を背負うための紐を取り付ける作業に移ります。

箱を背負う面にひもを通すための穴を計4カ所開けます。上部は間隔をあけて2カ所。下部は、隅の方にそれぞれ1か所ずつ開けてください。
補強用に段ボールを切って、それぞれの穴の上に貼り付けてひもが通るようにします。

ひもの両端は、割りばしが入るよう折り返して縫い付けます。

ここからはリュックサックのようにひもを取り付ける作業です。下隅にひもを入れて割りばしを刺して留め、上部の穴を通して、もう一方の下隅の穴に入れて割りばしで留めます。背負う人の体に合わせてひもの長さを調整したら、ガムテープでしっかり固定してください。谷さんによれば、壊れにくいように段ボールとガムテープで補強するのが大事なのだとか。ひもを通し終わったら、内側にもリメイクシートを貼っていきます。

扉用の段ボールの両面にリメイクシートを貼り、黒ガムテープで端を貼りめぐらしながら、本体とくっつけます。かなり、それらしくなってきましたね。

次は、扉の飾り付けです。こちらは、100円ショップの黒板用シートをアニメや漫画を参考にしつつ、それらしいデザインにカットして4隅に貼り付けます。もちろん、黒い紙にのりを縫って貼ってもOKです。

扉っぽくなりましたね。次は持ち手を付ける作業に移ります。

もうすぐ完成!

今回使った持ち手の金具は、両端に穴が開いていたので、割ピンで固定しました。段ボールで持ち手を作ってもOKです。扉が勝手に開かないように磁石を取り付ければ完成です。

完成した箱をお子さんに背負ってもらいました。和服を着せれば、主題歌の「具蓮華」が聞こえてきそうですね。谷さんによれば「背負うお子さんの体に合わせて箱を選べば、楽しく遊べます」とのことでした。

おもちゃをしまう箱にすれば、小さなお子さんでも喜んで片づけるかもしれませんね。シートやガムテープを貼っていくだけの簡単な作業なので、親子で楽しく作れそうです。

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