イトーヨーカドー100周年グッズが人気爆発で即完! 担当者も「想定外」…一夜にしてレア化

黒川 裕生 黒川 裕生

今年で創業100周年を迎えたイトーヨーカ堂(本社・東京)の記念グッズが、あまりのかわいさで人気が爆発し、一部が早々に完売してしまった。同社によると追加生産の予定はなく、10月1日の販売開始からわずか一夜にしてレアアイテムに。担当者は「ここまでの反響は全く予想していなかった」と言い、喜びつつも戸惑いを隠し切れない様子だ。

1日から全国のイトーヨーカドー135店舗で謝恩祭を開催中の同社。その一環として企画・制作した特別グッズの愛らしさにハートを奪われる人が続出し、初日からSNSなどには「最高にかわいい」「ほしい」などの声が溢れた。タオルやクッション、置物など全6種のうち、販売サイトでは特にシンボルマークであるハトをデザインしたオリジナルストラップやクッションに人気が集まり、瞬く間に完売。2日夜現在、ボクサーブリーフもすでに品薄状態で、一部のカラーとサイズは売り切れている。いずれも販売は、サイトと実店舗の在庫がなくなった時点で終了になるという。

「100年分の感謝をお伝えする企画ですので、『自信を持って出せる商品を』と力を入れて開発しました。手前味噌ですが、正直かなり良いものができたという自負もありましたので、大きな反響をいただけてとても嬉しいです」と広報担当者。一方で「こんなに早く売り切れるとは思っていませんでした。手に入れられなかった人は、申し訳ありません」と話す。

とはいえ100周年のキャンペーンは今後も続く。同社は「さらなる展開にご期待いただければ」とPRする。

■100周年特設サイト https://www.itoyokado.co.jp/special/100th_anniversary/index.html

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イトーヨーカ堂は1920(大正9)年、伊藤雅俊・現名誉会長の叔父、吉川敏雄氏が洋品店「羊華堂」(開店当初の店名は「めうがや」)を開業したのが始まり。58(昭和33)年に「株式会社ヨーカ堂」となり、ハトのロゴマークが制定された。65(昭和40)年に商号を「株式会社伊藤ヨーカ堂」へ、店名表記を「イトー・ヨーカ堂」へ変更。72(昭和47)年にロゴタイプを「イトーヨーカドー」に変更し、現在のシンボルマークが生まれた。

ちなみにシンボルマークの白は「誠実」、赤は「情熱」、青は「清潔」を意味しているという。

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