キンキンに冷えた氷水で美肌を手に入れる…NYでプチ整形より人気だった「水肌パッティング」

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 「美人」を作るにはメイク前のキャンバスとなる素肌「水肌」が決め手となります。「水肌」とは柔らかく、きめの整った透明感のある、みずみずしいお肌のことです。ビューティーサロンを開いていたニューヨーク時代、世界中の女性たちがこぞって「水肌」を手に入れるために、私が考案した「水肌パッティング」を朝晩続けていました。私自身、日本に帰って来た今でも続けています。それほど「水肌パッティング」はすばらしいと言えます。

 国や人種は違っても、しみやしわ、たるみは女性にとって共通の悩み。女性たちは「これさえなければもっときれいに見えるはず」と声を合わせます。それはすべての女性の願いでしょう。しかし、かなわぬ願いではないのです。

 高級なクリームを使うのもいい、ヒアルロン酸を注入するプチ整形でもいい。しかし、その効果は即座に出なければなりません。実はニューヨークに住んでいたころ、私の周りで流行っていたのは整形手術よりも、高級クリームよりも、素早く「水肌」が手に入れられる“ASM流”の「水肌パッティング」だったのです。

手軽な上に効果絶大

 用意するものはコットン(4、5枚)と冷水だけ。水は冷たければ冷たいほど効果が早く出ます。氷があれば、氷水の方がより効果的です。次に水に浸したコットンを軽く絞り、ポタポタと水がしたたる状態にします。後はパッティングするだけ。洗顔後の清潔なお顔に、水を含んだコットンの重みを利用してパッティング(コットンを揺らす)します。ここで注意したいのが、指が肌に当たらないようにすること。お顔に当たるのはコットンだけです。

 強めにパッティングすることで、毛細血管が刺激され、血液の循環がよくなり、皮膚下の老廃物が除去され、新陳代謝が活発になる利点もあります。また、加齢とともに減少するコラーゲンの層を厚くする効果も期待できます。たたく効果と冷やす作用で、毛穴が締まり、肌のキメも細かくなります。続けることにより「たるんでいた頬や、瞼の肉が引き締まりリフトアップされました」という声も少なくありません。

 暑い夏はメイクの前に行えば気持ちもよく、化粧崩れしにくくなったと喜ぶ女性も多いんですよ。

 まずは、片方の頬だけ「水肌パッティング」してみましょう。たった60秒でも左右の違いがわかります。どんどん引き締まっていく肌に驚くはずです。毎日、1回10分朝晩2回行いたいものですが、お風呂上りの火照った顔に行うのもお休み前で効果大です。

 以前にお話しした「ASMフェイスバランス」を完璧に把握し、メイクテクニックに問題はなくても、潤いがあり、しみやしわのない「水肌」でなければ”メイクマジック”は起こりません。

 顔キャンバスが「水肌パッティング」で整えば、ファンデーションも最高にのり、何よりもしみやしわ、たるみがなく、10年前の若々しさが現れます。美人の第一歩、肌キャンバスを整える。あなたの美人の格は今よりぐんとアップします。

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