コロナで猫カフェのニャンコがピンチ! 生活費確保にCFで岡山の店が支援呼び掛け

山陽新聞社 山陽新聞社

 新型コロナウイルスの影響で売り上げが激減した猫カフェ「ルアナ」(岡山市北区田町)が、店の猫たちの生活を守るためにクラウドファンディング(CF)に取り組んでいる。同店は迷い猫やペットショップで売れ残った猫も“スタッフ”として飼育。このままでは店にいる21匹の猫たちが路頭に迷ってしまうことから、支援を呼び掛けている。

 同店の猫のうち、保護猫は10匹。保健所から引き取った「あんこ」(推定5~6歳、メス)、ペットショップで売れ残っていたメインクーンの「ハル」(4歳、オス)、地域住民らが野良猫の世話をする「地域猫活動」のNPO法人「岡山ニャンとかし隊」から譲り受けた「ミント」(推定2歳、メス)など顔触れはさまざま。最初はすみっこに隠れたり、警戒していた保護猫も、お客さんと触れ合うことで徐々に人に慣れ、ファンがつくようになっているという。

 人慣れした保護猫は常連客に譲り、空いた飼育枠に新たに保護猫を受け入れている。また、同隊と連携し、捨て猫の里親探しを店のSNS(会員制交流サイト)を通じて発信するなど、支援活動に力を入れようとしているところだった。

 ところが、コロナ禍で来店者が減少。通常の平日は20~30人、土日祝で多いときは100人いた客も、4、5月はゼロという日もあった。えさやトイレ用品代、人件費など1カ月の必要経費は最低約100万円かかるが、売り上げの激減で貯蓄していた非常時の医療費にも手を付ける事態に陥ったという。

 店長の小川明さんは「オープンから4年目を迎え、認知度も高まり、保護猫活動もこれからと思っていた。お店に足を運ばなくても支援してもらえる手段としてぜひ協力してほしい」と訴えている。

 支援者はCFサイト「キャンプファイヤー」にアクセスし、500円~1万円の支援額を選ぶ。支援してもらった資金は、猫の生活費などに充てる。返礼品として、特別優待券、2021年版の特製カレンダー、2時間貸し切り(通常は2万円)などを用意している。応募は7月12日まで。

■猫カフェ ルアナ https://camp-fire.jp/projects/view/287794

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