「見た目年齢」で差をつけるには 外見の違いでドアマンの対応が変わることも?

アケミS.ミラー アケミS.ミラー

 実年齢とは別に、あなたは人から何歳に見られていると思いますか?内心では「自分は(実年齢より)若い!」と思っている人が多いかも知れません。しかし、他人があなたに描くイメージと大きくずれている場合が多々あります。

 私の知り合いを例に出しますね。40代前半にもかかわらず、彼女は自分自身のことを「30代前半に見られる」と言っていました。けれど、彼女を知らない人たちは「45歳から50歳まで」の年齢を想像していました。自分自身は若さにあふれていると思っていたら、他人にはそうは見えていなかった、というケースの話です。

「イメージエイジ」とは「見た目年齢」

 どういう人か具体的な人柄も知らず、見たまま瞬時に相手をイメージする年齢。これが「イメージエイジ」です。イメージエイジの成功例は、10年前の自分を理想としていて、今も変わりなく外見も生活もこの年齢で生きているという方たちのことだと思います。

 実はこのイメージエイジこそが、あなたの美人度を上げるヒントになります。外見と所作次第で、あなたは「素敵なレディ」に格上げされるのです

 ある日の私のセミナーに、服装がとてもエレガントで品が良さそうな女性Aさんが来ました。彼女を見た時、私の生徒たちは異口同音に「豊かな暮らしで、育ちが良さそう」と言ったのです。一方、カジュアルな服装で、少し言葉が乱暴なBさんを見て「裕福な環境の人ではなく、中流の家庭で育った方」というのが、生徒達の印象でした。

 実際にはイメージとは違い、Aさんはホームレス経験者で、Bさんは誰もが知る大会社の社長令嬢でした。そして、この2人がニューヨークの最高級ホテルに行った時に、さらに差がつくことになりました。

 Aさんがホテルに入ろうとしたとたん、ドアマンが走って来て、さっとドアを開けてくれたのです。Bさんの時はまったく反応がないばかりか、ドアマンは他のゲストの対応を先にしたのです。

 これで、私が何を言いたいのか、おわかりですよね。人はとかく外見を重視し、それによって思ってもいない結果をもたらすことがあるということです。

 外見、つまり「見た目」が変われば、周りの人の「見る目」が変わり、扱いも変わります。そうなれば、中身の変化も同時にスタートしていくと思います。自分の好きな自分のイメージエイジを演出し、自信を持って生きましょう。

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