消毒液ワンプッシュの量が多すぎじゃない? 看護師資格持つ芸人による「正しい使い方」ツイートが話題

浅井 佳穂 浅井 佳穂

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、さまざまな施設の入り口にアルコール消毒液が置かれるようになりました。プッシュ式の場合、「ちょっと量が多いかな」と思うことがありませんか。そんな消毒液の正しい使い方をアドバイスするツイートが話題です。

 投稿したのは、看護師資格を持つ「仏像好きピン芸人」のみほとけさんです。4月11日に「アルコール消毒液、ワンプッシュの量、多すぎじゃない?と思う人へ」という文章をツイートしました。

 消毒液の正しい使い方について、みほとけさんは「片手で“小さいアルコールの池”を作って指先を浸し、爪の間までしっかり消毒するためです。ぜひやってみてください」とわかりやすく解説し、さらに実践する様子を撮影した写真4枚も添付しました。

 このツイートは6万以上のリツイート、12万を超える「いいね!」を集めました。「なるほど、確かに爪の間気にしてなかった」「スーパーの入り口とかにあるけど使い方知らんかった!」などのリプライが寄せられました。

 みほとけさんは、続けて「爪の間が消毒し終わったら残りの消毒液で手洗い同様の手段で消毒します。しっかりアルコールが乾燥するまでもみ込んでください。手荒れが気になる人はその後ハンドクリームを塗ってください」とツイート。こちらも5000回以上リツイートされています。

 なぜこのツイートを投稿しようと思ったのでしょうか。本人に聞きました。

 みほとけさんは「スーパーに行った際、買い物に来た人がアルコール消毒液を半分程度しかプッシュせず、しかも適当に消毒しているのを見掛けました。大学時代に学んだ知識を『トリビア』のように披露してみようと思いました」と言います。

 大きな反響に「こんなに数字が大きく伸びるんだと驚きです。看護師の資格を取ったことが報われたかなと思いました」と喜ぶとともに、「医療系の情報は入り乱れることが多いので、信頼できる情報かどうかを見極めてほしいと思います」と注意を呼び掛けています。

 みほとけさんはYoutubeアカウント「みほとけちゃんねる」でも動画でアルコール消毒液の使い方を紹介しています。

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