ゲームにハマり過ぎた常識知らずの姑!まさかの陣痛中に、あんな連絡を送ってくるとは…

島田 志麻 島田 志麻

私の友人Yちゃんの嫁姑問題です。彼女の姑は60代後半。見た目も若く、スマホを使いこなすような人だと聞いていました。結婚式の時に顔を見たくらいですが、見た目は「いたって普通の姑」。まさか、あの姑が…Yちゃんを苦しめているとは想像もできませんでした…。

彼女の姑は、LINEゲームの『ハートおねだり』をしまくる常識知らずの姑だったのです。

LINEゲームを経験したことの有る方なら、解るかと思いますが、大抵のゲームでは1回のプレイごとに1つのハート(もしくはクローバーだったり)を消費します。ハートが無いけどゲームを続けたい!という時の手段として、友達へのおねだりは良くあることだと思います。おねだりをされた相手には、「○○さんのハートがなくなりました。プレゼントしてあげて…」などのメッセージが届きます。

初めは、Yちゃん自身も一緒にゲームを楽しんでいたので、気付いた時には直ぐにプレゼントを送っていました。姑との共通の話題も増えて良かったと思っていたそうです。しかし、姑のゲーム熱は次第にエスカレート…。複数のゲームを楽しむようになり、寝る間も惜しんでゲームする程にドップリとハマってしまったのです。気がつけば四六時中、姑からの『ハートおねだり』が来るようになったとか。

仕事中はもちろん、夜中も、朝方も…。

Yちゃんは旦那さんに相談しました。旦那さんにも同様に『ハートおねだり』が届いていたようですが、「好きにさせておこう。気にしなくて大丈夫」と言われました。姑の行動にも、旦那さんの反応にも呆れたYちゃんは、ゲームを辞めることにしました。勿論、おねだりのメッセージも既読スルーです。しかし今度は、顔を合わせた時に直接「ハート送って~!」と言ってくるようになったのです!!これに断りきれず、姑のためにハートを送ることとなったYちゃん。送る回数は10回のうち1回程度に減らしましたが、これが彼女にとって大きなストレスとなっていた事は言うまでもありません。

姑の『ハートおねだり』が1~2年くらい続いた頃、Yちゃんは妊娠し、出産の日を迎えます。陣痛が始まったので、今から病院に行くことは、姑にも伝えていました。陣痛は24時間程続いたそうです。陣痛中に姑からのLINEが届きました。きっと「頑張って!」などの応援メッセージのはずでしょう…。そう思って確認したYちゃんは目を疑いました!そう、姑は陣痛中にも『ハートおねだり』をしてきたのです!!

一度でも驚きますが、既読スルーにもめげない姑の催促は何度も続きました。自らも出産を経験し、今どれだけの苦しみや不安と戦っているかは理解できたはずですが、ゲームへの気持ちの方が勝っていたのでしょう。Yちゃんは、この「出産時の出来事は一生忘れない」と言います。

無事に出産を終え、彼女は現在、姑と距離を置いているそうです。加えて、旦那との関係性も悪くなっているそう。嫁姑問題だけが原因では無いらしいのですが、常識知らずの姑の言動が一つのキッカケとなったようです。

姑との頻繁なLINEのやりとり。一見、仲良さそうに見えますが、今回の場合…一種の嫌がらせに過ぎません。いくら家族と言えども、嫁と姑。節度のある関係を築くことが大切でしょう。

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