新大阪駅「近距離タクシー乗り場」廃止へ…「愛用してたのに…ショック!」

ハイヒール・リンゴのつぶやき

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 駅で降りて、タクシーに乗るとき「近くてすみません」って言いにくいですよね。そんな人も気兼ねなく乗れる新大阪駅の「近距離タクシー乗り場」が2月1日で廃止され、「普通車」と「ジャンボ」の2つになる―というニュースがありました。私もよく使っていたので衝撃で…。

 「近距離(おおむね3キロ圏内)乗り場」は元々、「近くだと運転手に嫌な顔をされる」という声が多くて作られたのだそうです。今は、このほか「小型」「中型」「ジャンボ」がありますが、全国どこでもあると思っていたら、新大阪駅独自のシステムだったそう。でも、今度は近距離ばかりが混雑し、空いている小型・中型乗り場に行ったら「近距離は向こう」と乗車拒否されたという苦情や、タクシーはいっぱい停車しているのに近距離乗り場はゼロ、といったことが相次いでいたらしい。

 これは本当に、私を含め、冗談じゃなく芸人によくあることなんですが、みんな、乗り場にある地図を見て3キロより遠い所を伝えても「次から近距離に乗ってな」と言われた経験、皆様はないですか?ある若手芸人なんて、それで運転手さんとケンカになったこともあるとか。

 それで、2月1日に大阪地区の中型と小型の運賃が統一されるのに合わせて乗り場も統合することにしたそうですが、これまでの「新大阪ルール」も、徹底すれば、お客と運転手どちらにとってもすごく良いシステムだったと思うのですが、本当に残念。

 考えてみれば、運転手さんが車を降りて荷物をトランクに入れてくれるサービス、これって本当にありがたい。外国人観光客など大きなトランクをたくさん持っているお客も増えているし、チップ制にしてもいいんじゃないかと思います。年配の運転手さんも多いし、本当に重労働ですよね。例えば、トランクに荷物を入れるのは無料だけど助手席は追加料金…とか、みんなが理解できるような新しい料金体系があってもいいのではないかと思います。

 昔は運転手の後ろが一番安全で「上座」とされてましたが、今は座りやすく出やすいから助手席の後ろを好む人が多いそうですし、インバウンド客や車いすにも対応した車高の高いスライドドア車が増えるなど、タクシーの常識も変わっています。そろそろ無料のサービスと有料のサービスを分けて作っても良いのではないでしょうか。

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