夫以外の男性と体の関係を持ち続けている友人 「またか…」もう見て見ぬふりはできない…

島田 志麻 島田 志麻

筆者には異性関係にだらしない友人がいます。その友人、えりか(仮)の話をお伝えします。

えりかは学生時代からの友人で、お互い子どもができた今もときどき連絡を取りあったり、お茶をしたりという間柄です。

私の困りごとは、えりかの不倫。えりかには夫と2人の子どもがいますが、それとは別に体の関係をもつ男性が1人います。

はじめて相談されたときは、正直いうと「またか…」という印象でした。もし他の友人が不倫していると聞けば驚きもあったでしょうが、えりかは昔からそういうところがあったので、衝撃よりも呆れのほうが勝っていたのです。

えりか曰く、子育てと家事に疲れた心のスキマを潤してくれたのが不倫相手ということ。

えりかの夫は職業柄、家にいる時間がとても少ないです。一人で子育てや家のことをしなければいけないという状況に疲れていたのは知っていました。そんな状況を以前から不倫相手である男性に相談していたそうです。そして、相談しているうちに恋愛関係に発展…というお決まりのパターン。不倫相手は独身男性ということもあり、えりかはそれほど罪悪感がない様子です。

衝撃よりも呆れのほうが勝っていたとお伝えしましたが、えりかは学生時代にも同じようなことをしていました。しかも当時は、二股ではなく三股!えりかが当時付き合っていた彼は、えりかより3つ年上の社会人。学生と社会人の交際ということで、デートなどの時間を合わせることが難しく、寂しい心のスキマを埋めるように、えりかは他の男性2人と関係を持っていました。

あれから10年以上が経った今でも変わらないえりかの依存体質。以前、依存体質の人の傾向として、「承認欲求が強い」という話を聞いたことがあります。えりかはまさにこれです。美人で気立てが良く、優れているところはたくさんあるのに、いつもどこか自信なさげの彼女。自己肯定感が異様に低く、周りからどう見られているのか?を常に気にしています。

えりかに一度、「旦那さんのことが好きではないのか?」と聞いたことがあります。するとえりかはこう答えました。

「旦那のことは大好きだし、一緒にいるときは楽しい。仕事も安定しているし、別れるなんてことになったら絶望しかない。でも、やっぱり一人の時間が多いと不安になる。寂しいというか、むなしいというか。だから、自分のことを好きだといってくれる人がいるとどうしても寄りかかりたくなる。悪いことをしているのは分かっているけど、やめられない。」

私には全く理解ができませんでした。夫との関係性が悪いわけではないですし(むしろ良好)、1年や2年と会えないわけでもないのに、離婚というリスクを背負ってまで不倫をするえりかの気持ちは到底理解できません。

そして、えりかの話をきいているといつも、腹立たしくなります。なぜなら、私はえりかの友人でありますが、えりかの夫のことも昔からよく知っているから。私まで彼に隠し事をしているようで、罪悪感にさいなまれます。

筆者はどちらかというと一人でも生きていけるタイプの人間なので、えりかのような依存傾向が強い人を見ているとイライラします。こういう場合はガツッと叱ってあげたほうがいいのか。一方で、メンタル豆腐のえりかがどんな反応をするのか怖い部分もあり、大したことができずにいます。でも、このまま見て見ぬふりはできません。不倫が原因で離婚なんてことになってしまったら、それこそ取り返しがつきませんから。

次えりかに会ったら、ちゃんと伝えようと思います。もっと自分に自信を持ってほしい。旦那さんにもとても愛されているということを。

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