不倫にBL、年下の男を振って「略奪愛」も…ペンギン59羽が愛憎ドロドロ!関係を図にすると…

佐藤 利幸 佐藤 利幸

昼ドラを超える愛憎ドロドロ劇で昨年も話題になったペンギン相関図の最新版が「ペンギン相関図2020」として12日から「京都水族館」に展示される。結婚に不倫、1匹のメスを巡る恋バトル…ケープペンギン59羽によるカオスな関係に、今年は一体どんな変化が起きているのだろうか。相関図の展示直前にその見所の一部を同水族館の広報担当に聞いた。

1年前に公開された相関図は「ペンギンにも個性があること、人間と同じように実は複雑な関係があることを知ってほしい」という飼育スタッフの思いから、夫婦やカップルなどの恋愛事情、親子、兄弟関係がまとめられた。複雑怪奇な関係性に「何時間でも見てられる」と来館者に大好評だった。ネット上でも「興味深い。半日つぶせます」「何これ、もう面倒くさい笑」「めっちゃじわじわ来てます。すんごい濃いですね!でも、こんなにペンギンの関係を把握出来る程ちゃんと見ている飼育員さんが凄い」と多くの反響が寄せられた。それから1年、59羽のペンギンたちの関係を広報担当に聞いてみると、わずか1年の間にさらに複雑化していた。

まずは「くるま」と「にじょう」。以前はオス同士のカップルだったが、最新情報ではメスの「はな」を巡る恋敵に関係性が変化している。そしてオスのアイドルペンギン「まる」についに「ちゃら(メス)」という恋人ができた。「まる」は昨年、アイドルペンギンユニット「MIYA-CCO(ミヤッコ)」のセンターを決める「推しペン超選挙」で1位を獲得したトップアイドルだ。

最年少の「さくら(オス)」は、昨年の相関図時点ではまだ1歳になっていなかった。からだの羽も灰色の幼いペンギンだったが、その羽も生え変わり見た目は立派なペンギンに成長した。大人になって自信がついたのか、無謀にも京都水族館一モテモテな美人ペンギン「てら」にアタック。しかし、初恋は実らなかった。

 この「てら」というメス、年下のさくらを振っただけでなく、これまで数々のメンズペンギンを振っている。そして気がつけば「はち」という伴侶のいる「おっしー」とペアになってしまった。芸能マスコミが喜びそうな略奪愛で「魔性のペンギン」ぶりを発揮した。

なお「相関図の情報は2019年8月末時点での内容ですので、現在すでに関係性が変化している可能性もあります」とのこと。なるほど目まぐるしい展開は1話見逃すとわからなくなる昼ドラのようだ。特に魔性のペンギン「てら」からは目を離せない。

ペンギン相関図は京都水族館とともに東京「すみだ水族館」でも展示。両館ともペンギンに個体を識別するために色のついたバンドがついている。相関図と照らし合わせて実際のペンギンたちの行動を観察することができる。また期間限定で、ペンギンの関係性から連想した飲食メニューや、最新の相関図の公開を記念したオリジナルグッズも販売する。

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