転売サイトの御守りに『御魂抜きの神事』 とある神社の“怒りの貼り紙”が話題に

弓場 伸浩 弓場 伸浩

 先日、大阪のとある神社に、珍しい貼り紙が掲示されました。

 転売サイト等で見受ける御守について 前回の御神環御授与の際に掲示しましたとおり『御魂抜きの神事』を行いました

 御魂抜き?見慣れない言葉ですが、とりあえず「転売サイトのお守りから御利益を抜きました」ということは伝わります。この斬新すぎる転売対策は「こんな方法があるとは」などとSNSでも話題となっています。

 貼り紙には続きがあり「暴利をむさぼるかの如き高額をつけられた指輪型肌守はもちろん、全ての転売される当神社のお札、お守りは無効化されております」と断言。文面はもとより、その筆圧からも神社側の怒りが伺えます。

 話題の神社は、大阪市西区の「サムハラ神社」。サムハラの四文字が刻まれたお守り指輪「御神環」は伊勢神宮の式年遷宮あたりから絶大なご利益があるとSNSなどで評判になったそうです。おかげで最近では“幻の指輪”と言われるほど入手困難。毎回行列ができて品切れ状態となっており、そこに“転売ヤー”たちも注目したのでしょう。

 それにしても「御魂抜き」とは穏やかじゃありません。そこまでの措置をとるに至った経緯を神社側に伺ってみました。

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