６月の『Ｇ２０大阪サミット』主会場である国際展示場「インテックス大阪」がある人工島・咲洲で５月２８日、『Ｇ２０大阪サミットクリーンＵＰ作戦／咲州キックオフ』イベントが実施され、タレントの間寛平らが登場した。
あいにくの雨天となったこの日は、予定されていた小学生の清掃活動が翌日に延期になったものの、港区内の児童たちも参加。外務省Ｇ２０サミット事務局の赤堀毅局長は、「首脳、代表団の方々は大阪のホスピタリティ、おもてなし精神を実感して帰られると確信している。本番まで１カ月、しっかりと準備を進めて会議を成功させ、大阪の名が世界中に轟くことに協力したい」と挨拶した。
その後、小学生たちの間をかき分けて、間寛平が登場。間は「みんなでサミットを盛り上げていきましょう！ 全員で『アメマ』を叫びましょう」と言うも、往年のギャグを知らない小学生たちはきょとん。その様子に「アメマ知らんのか！？ アースマラソンで世界をまわったときに、アメマが一番ウケた。アメマを叫びたいと思う！」と、Ｇ２０らしく世界基準でその場を押し通す一幕も。間は閉会後、小学生たちと握手やギャグの披露などをして交流を楽しんだ。
また『Ｇ２０大阪サミット』開催に伴い各地で警備強化が進むなか、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」（大阪市此花区）では、６月１日から手荷物検査が開始された。
同パークの入場ゲート前で、持ち込まれるカバンの中身と重量をクルーや警備員らが確認する今回の検査。すべてのカバンの底が見えるまでチェックし、協力できない場合は入場を断られることがあるという。危険物の持ち込みができないのはもちろん、大型のキャリーバッグやカート、弁当や飲み物などの飲食物も持ち込みできないとのこと。
２０１８年１０月頃より一部実施されており、同パークの広報担当者は、「それまでは試験実施で夕方まで。６月からの終日実施に向けていろんなテストをやってきました。過去何度か実施しましたが、継続的にやるのは今回が初めてです。Ｇ２０終了後も続けていきます」と説明する。
なお、６月２７日〜３０日はパーク内のコインロッカーが使用禁止。同期間中は市内の交通規制も厳しく、車で来場する際には注意するよう同パークは促している。
