かかりつけ医師を確保すべき 初診は午前10時から11時が狙い目です

ドクター備忘録

松本 浩彦 松本 浩彦
かかりつけの医師を確保しましょう(Monet/stock.adobe.com)
かかりつけの医師を確保しましょう(Monet/stock.adobe.com)

 病気の時、いきなり大学病院や総合病院には行きませんよね。紹介状が必要だったり、待ち時間も長くて当たり前。検査も予約制で1カ月待ちということもあります。

 自宅か職場の近くに、かかりつけの先生を確保しておきましょう。まずその先生に相談して、専門外だと判断されれば、ちゃんと専門の医療機関を紹介してくれます。地域内で広いネットワークを持っている先生がベターです。近隣の他科の先生と懇意な先生ほど、適切に紹介して貰えます。

 町医者を10年も続けていれば、たいがいの病気は「診れる」ようになります。ですが「診れる」と「治せる」は違います。自分の手に負えるか負えないか、素早く見極めてくれる先生がある意味、良い先生だと言えるでしょう。

 診療時間の終了ギリギリに行くのもお勧めしません。閉店準備をしている時にお客さんに来られると、店の人間はどうしても焦ります。クリニックだって同じです。いつもの薬を下さい、ならいいのですが、初診だと、じっくりと病状を把握して治療方針を決めるには時間が必要です。お昼休み直前も、先生もスタッフもお腹が減ってますので、やめておいたほうが得策です。

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