モスバーガー初の自販機が話題 「うちの近くにも欲しいです」人気だったライスバーガーのあの味が!設置が増えるのか聞いた

太田 浩子 太田 浩子

「大森駅に日本で1台の『モスバーガーの自動販売機』が設置されました」

こんなXのポストが話題になっています。投稿したのは会社員として働きながら、日本ならではの文化である自動販売機に魅せられ1万枚以上の写真を撮り続けている「自動販売機マニア(石田健三郎)」(@jido__hanbaiki)さんです。

 モスバーガーの自動販売機が設置されているのは、FROZEN24マート大森店(東京都大田区)です。販売されているのは、冷凍のモスライスバーガー5種類(焼肉、豚生姜焼き、きんぴら、ガパオ、チーズ焼肉)で、価格は2個セットで1000〜1200円に設定されています。

 石田さんにとってモスの自動販売機の登場は大きなニュースで、「大手のハンバーガーチェーンが自動販売機業界に乗り込んだのは大きな前進」だと感じたと言います。味についても「お店で食べるライスバーガーと良い意味で違いがなく、お店と変わらない味が楽しめる」と言い、そして超美味しくいただいたそう。ちなみに石田さんが購入したのは、チーズ焼肉とガパオです。

 また「コスパよし。高いというコメントが散見されましたが『2個で1000円前後』ですので、24時間買えるのと、冷凍で日持ちするメリットを考えると妥当と考えます」と話します。実際、現在店頭で販売されている「モスライスバーガー焼肉」は490円ですから高いというほどではありません。

 投稿には「めちゃくちゃいいですね!うちの近くにも欲しいです!!」「店頭から無くなったライスバーガーきんぴらがある!いいなぁ」「頼む来てくれ」「これは普及して欲しい!」などのコメントが集まり歓迎ムードが広がりました。

 今後、自動販売機の設置は増えていくのか、モスフードサービスの広報担当者さんに聞いてみたところ「自動販売機のニーズがあるのか実験中で、ご好評いただいたら増えていく可能性はもちろんあります」とのこと。

 実は「モス公式オンラインショップ」でも冷凍のモスライスバーガーが販売されています。同サイトは、コロナ禍もあり店舗に行かなくても親しみを感じてもらえるようにと考えた取り組みのひとつで2022年に開設されました。店頭のライスバーガーは2種類で味が変わっていくため、過去に販売されて人気だった「豚生姜焼き」や「きんぴら」などを家で気軽に楽しめるように、オンラインショップで販売するようになったとのことです。

 オンラインでは6個セットで販売されていますが、自動販売機では2個単位で購入できます。実験中という大森駅前の自動販売機の設置期限は今のところ決まっていないそうですから、ご興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

■自動販売機マニア(石田健三郎)さんのプロフィール
1987年生まれ、東京都出身。会社員として働く傍ら、自動販売機の写真を1万枚以上撮り続けている自動販売機マニア。「マツコの知らない世界」などのメディア出演やSNSの運営を通じて、自動販売機の魅力を発信し続けている。
・X https://twitter.com/jido__hanbaiki

■モス公式オンラインショップ https://ec.mos.jp

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