「見覚えがありすぎる」動物園の張り紙がSNSで話題に スマホゲーマーたちが歓喜「これはタヌ娘」

あさい あやね あさい あやね

名前や生息地、特徴など、生き物のことがよく知れる動物園の「動物紹介」。SNSでは、個性的すぎる…わかる人にはわかる紹介文が話題を呼んでいます。

「既視感(笑)」とるんるん☆さん(@UMAgirls_Circle)がアップした画像には、「エゾタヌキ」の紹介ポスター。リプライや引用リツイートには、「たぬきのステータス」と記されたこの貼り出しが人気スマートフォン向けゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』(以下、ウマ娘)のステータス画面に似ているとの声が集まり、4.1万いいねもの話題となっています。ツイートには「これはタヌ娘」「見覚えがありすぎる」「コレ作った人絶対トレーナーだww」と反応する人が多数。

『ウマ娘』は、ダウンロード数が1100万回を突破し、主題歌がTikTokで流行するなど、幅広い分野で一大ブームを巻き起こした人気コンテンツ。トウカイテイオーやサイレンススズカなど、実在の名馬をモチーフにしたキャラクター・ウマ娘たちが活躍します。

そんな『ウマ娘』たちのスキル(能力)が表示される「ステータス」が、今回は「エゾタヌキ」版に。よく読み込んでみると、「何でも食べるよ雑食性」「短脚」などなかなかに個性的なスキルがそろっています。

アニメ版から同作のファンになり、アグネスタキオン推しだという投稿者・るんるん☆さんは、「隣に並んでいる掲示なんてすっ飛ばしてそれに目がいきました。すぐに分かりましたよ、これは!って」と、発見時のよろこびを話してくれました。バズったことについては「なんせ25人前後のフォロワーしかいなかったので…『ウマ娘』の人気を身をもって感じました」とも。

実際に掲示をおこなっている「おびひろ動物園」(北海道帯広市)の担当者さんに話を聞いたところ、採用のきっかけは「プライベートで『ウマ娘』をプレイしていたこともありますが、担当動物毎に比較して見るときに、性質と特徴・習性、概要が収まったデザインであったため参考にしました」とのこと。

掲示は2021年4月からおこなっていたものの、今回大きく反響をいただいた以外に特にお客さんからの声などはなかったそうです。現在は同じ人が担当する、エゾタヌキ・キタキツネ・アライグマ・チンパンジーに「ステータス」が貼り出されています。

チンパンジーは評価がすべて「SS+」だったり…と、読み応えのある思わず笑ってしまう動物たちの紹介文。ぜひ「おびひろ動物園」へ行った際には探してみてください。

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