【漫画】冷凍ポテトをカリカリほくほくに焼くコツが話題 成功のカギは「ポテトの悲鳴」やってみたら最高だった

太田 浩子 太田 浩子

 フライドポテトが好きな妻のために、夫が約2年間作り続けてたどり着いた「冷凍ポテトの焼き方」を解説した漫画が話題です。

 「冷凍ポテトを焼くのがやたら上手い夫に、やり方を教わりました。」とツイッターに漫画を投稿したのは、「ふじ子@育児4コマ発信中(@huziko32)」さん。

 一般的に冷凍ポテトの作り方といえば、「油で揚げる」「少ない油で揚げ焼き」「トースターで焼く」が知られています。油で揚げると美味しいけれど、後片付けや健康面を思うと頻繁にはできないし、他の方法はポテトがフニャッとしてしまって美味しさがイマイチ…。

 筆者もそう思って、ポテトは外で食べるものと決めていました。ところが、ふじ子さんの旦那さんが編み出した方法で冷凍ポテトを焼いてみたら…油はちょっぴりで外はカリカリ、中はホクホクの美味しいポテトが出来ました!

 その作り方とは、
① 軽く油を敷いたフライパンになるべくポテトが重ならないように並べて焼く(塩コショウと味の素をふる)
② 1分くらい焼いたら、蓋をして2〜3分焼く→蓋を取る
③ ポテトからピィ〜という「ポテトの悲鳴が聞こえる」までじっと待つ
④ 悲鳴が聞こえなくなったら、ここで初めてお箸で軽く混ぜて完成

 「ポテトはフライパンで焼き始めてから、悲鳴が聞こえないもしくは小さくなるまではお箸で混ぜないそうです。お箸ですぐに混ぜないのがポイントらしいです」「火加減は割と適当らしいのですが、弱火でずっと調理することが多いそうです」とふじ子さん。筆者も3回作ってみましたが、「もう焦げる!」というギリギリまで粘ってから混ぜた方が、カリカリに仕上がります。早く混ぜてしまうとフニャッとするので、ここ大事です。

 漫画を見てさっそく作った人からは「この通りに作ったらマジでカリカリで美味しかったです!!!」「何となくでやってもいつもより美味しいです!すごい」と感謝する報告がならびました。

 また、家で冷凍ポテトを調理することを諦めていた人たちからは、
「今度やってみよう!(๑•̀ㅂ•́)و✧」
「揚げなきゃいけないと思って敬遠してました。やってみます。」
「揚げ焼きしてボロボロになって『これは買うしかないやつ』と思い込んでたのでやってみよう」
と作る気になったというコメントや、「ポテトの悲鳴」という独特な表現に笑ってしまう人もいて、ツイートは2万を超える“いいね”がついています。

 ふじ子さんのお宅で、料理を担当するのは旦那さんなのだそう。「私があまり料理好きではないので、夫に任せることが多いです」と言うふじ子さんにお話を聞きました。

──旦那さんは、冷凍ポテトを揚げずに作ることにこだわったのですか?

 油で揚げるとなると後処理が面倒なのと、ポテトの水分でバチバチするのが嫌だったそうです。そのため少ない油で美味しく焼く方法を考えたようです。

──なるほど。それでいろいろな作り方にトライしたのですね。

 私の好物なので、ポテトをよくリクエストします。その度に、色んな作り方を試していたそうです。冷凍ポテトを焼くと水分が多くてベチャベチャになることが多いのですが、水分をなくす(蒸発させる)ために、悲鳴が聞こえるまで焼くことがポイントだそうです。

──本当に美味しく出来たので、作り方をシェアしてもらえて感謝です。

 夫の知恵(?)が皆様の食卓を豊かに出来るならと、本人もとても喜んでおります。

 ふじ子さんは、料理上手な旦那さんとの出会いから結婚するまでをまとめた漫画を、無料で読める電子書籍で公開しています。旦那さんが毎食ご飯を作ってお弁当も持たせてくれるって?と思いながら読みすすめると、そんなことは関係なく本人たちが幸せいっぱいな様子が伝わり、家事はどちらがするとかどうでもいいなと思える楽しさです。ツイッターには、仲良し夫婦に息子くんが加わった最近の漫画が発表されています。

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